ビットコイン

ビットコイン

ビットコインは言わずと知れた仮想通貨(暗号資産)の中の代表格です。

元々は2008年にメーリングリストに公開されたサトシナカモト論文「Bitcoin: A Peer-to-Peer Electronic Cash System」が始まりです。

この論文は「金融機関を介さずに、純粋な個人間送金が電子マネーで出来るようになる。」と言う文章から始まります。

わたしが参入した頃のサイト情報では、「P2P(ピアツーピア)取引が出来る、送金手数料が安い、送金スピードが速い」ということがビットコインの特性であると書いている人が多かったですが、正直そこよりも「個人で管理できて、改ざんされることなく仲介者を挟まなくて良い。」というのが今現状のビットコインの価値の裏付けになっていると思います。

というのも、スピードの速さや送金手数料の安い仮想通貨は「アフタービットコイン」「ビットコインを超える」と言ってたくさん出てきましたが、未だにビットコインに勝てるものは出てきていません。

というのも、無数に存在するビットコインを支えるノードを見る限り「規制をかけることが出来ず、止めることが出来ないシステム」はビットコインとイーサリアムのみと言っても過言ではありません。

もちろんこれからもビットコインを脅かす存在が「絶対に」出てこないとは言い切れませんが、まず不可能と思って良いと思います。

次に投資対象としてみたビットコインは、2020年頃から企業が「資産」として購入するケースが増えてきたこと、機関投資家の参入、金融機関が手のひらを返したようにビットコイン関連商品を出してきていることからも、今後も需要は増えていくと考えられます。

(CoinGecko参照)

2100万BTCという発行数量があらかじめ決められていることも争奪戦になっている原因と言えます。

発行数量は2100万BTCと決まっていますが、今現在はまだ全て発行されているわけではなく、今後約120年ほどかけて全てが発行される予定となっています。

ビットコインはもともと0枚の状態からスタートしていて、マイニングされて少しずつ発行されていきます。

最初は1ブロック(約10分に一度)毎に50BTCが発行され、21万ブロック(約4年に一度)毎に発行量が半減する「半減期」が訪れます。

これは1ブロック毎に50BTC発行されていたビットコインが、半減期が来ることで半分の25BTCになることを言い、2021年現在3度の半減期を過ぎているので、1ブロック毎に6.25BTC発行されていることになります。

次の半減期はこのままいけば2023年末から2024年初め頃予定されていて、少しずつ発行スピードが落ちることでどんどん手に入れることがむつかしくなることが予想されます。

今普段の生活で使っている円やドルなどのフィアット通貨はコントロールされていて、大量に発行されるときもあれば少ししか発行されないときもあり、そのことによって普段の生活がしやすいというメリットがある反面、発行上限がないことで少しずつ貨幣の価値は落ちて行っていると言って良いと思います。

これは子供の頃10円で買えたものが今は30円出さないと買えなくなっていることを考えてもわかるでしょう。

まちがえてもビットコインが世界通貨となり、現在使用している円やドルが無くなることはなく、あくまで共存しながら存在していくと考えるのが本筋だと思っています。

円がなくなりビットコインが使われる未来なんて、どう考えても生活しにくいですから。

ただ、日本やアメリカなど強い国は良いですが、経済的に貧困な国に関しては普段から自国通貨の価値がハイパーインフレにより不安定なので使われる未来は来るかもしれません。

 

Just another WordPress site